学生時代に映画研究会だった私。暇ないつものメンバーが集まっては、
今話題の映画やら、このカットに誰が出演してるやら、テーマ曲がいいとか。
で、意気投合して「今日映画の日だから半額行く?」って感じで映画館に行っていた笑
そんな古き良き時代に、ロバート・デニーロ好きな友人が、
「少しだけどデニーロ出演してるんだよね」というので観に行ったのが、
テリー・ギリアム監督の「未来世紀ブラジル」だった。
観終わった後、当時は相当な衝撃があったと記憶している。
夢と現実が交錯するので、かなり難解なストーリー展開なんだが、
ストーリー中盤、主人公サムの前に甲冑を着けた巨大な「サムライ」
が立ちはだかるシーンがある(笑)
20世紀のどこかの国という設定のストーリーだが、
情報省はテロの容疑者「タトル」を「バトル」と打ち間違えてしまう
ところから始まる物語は、今の情報統制社会の怖さだったり、テロや戦争、
拡大する貧富の差など、1985年(なんと35年前)に製作されたとは
思えないくらいなので、騙されたと思って観て欲しい1本。
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