自分がいた医療機器だとか、美容商材ってニーズが非常に高い市場ではあるけど、
ライバルも非常に多い市場なので、ある意味で大変な業界でもあります。
そんな差別化が難しかったりするものを、コンスタントに販売する為に
トータル13年位関わったのですが販売方法は「セミナーセールス」です。
例えば、あなたは化粧品メーカーの名前を何社くらい言えますか?
資生堂、コーセー、メナード、ドクターCラボ‥ 20社位は言えましたか?
ざっと、国内だけで1000社以上はあります。
ほとんどが知らない、聞いたことの無いメーカーです、きっと。
その中にあって、その人の1番最高の化粧品に選ばれる為には、
見込み顧客との間に、「先生と、生徒の関係を作る」というのが非常に良いのです。
その為に業界では「臨店講習」という対象店舗内でのセミナーをします。
これはサロンオーナーや、スタッフに向けて営業後の深夜に行います。
自分の場合、発毛剤などを数多く取り扱っていたので、
「発毛理論」などのテーマで話すと、いわゆる返報性の法則で、
商品をある程度、まとめて発注してくれる確率が非常に高まるわけです。
人口減少時代にあって、今や美容室は全国22万店舗もあり衰退産業です。
ですが、美容室は顧客がオーナーや、担当者のファンである事が多い。
ですから、独立すると、お客さんを連れて開業するのは有名ですよね。
すでにファンがいるので、オーナーが確信を持ってお勧めする
商品は買ってもらえる確率が非常に高い訳です。
理由は顧客がオーナーのファンだからです。
このように専売品の営業とは、サロンオーナーに、
店舗顧客の愛用者を育てて頂き、リピートを獲得する商売でした。
しかし、時代の流れは専売市場にも変革をもたらしました。
そもそも、「美容室専売品」はサロンというマーケットにしか置いてない、
そんなニッチ商品だったのですが、スマホとインターネットの普及により、
遂にAmazonなどにもある一般商品になってしまった。。
つまり、リピートがネットに流れてしまうようになってしまった事です。
ですが、人間の本質は変わりませんので、信頼する専門家のオススメは
まだまだ多大な影響力があります。
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